業務アプリに、外部連携用の開発者設定をドラフト版公開しました!
- 各業務アプリ毎にWebhookの設定ができます
Webhookとは、業務アプリの文書が更新された時に外部アプリケーションへ文書の更新情報を通知できる仕組みです。
- 業務アプリの文書の更新情報を外部アプリケーションへ通知し、
- 本部のワークフローに連携
- メールや社内SNSに通知
Webhookについて
業務アプリの文書の更新(登録,更新,削除)のタイミングで外部システムが公開するHTTPエンドポイントに、更新イベントをHTTPのPOSTメソッドで通知するメカニズム
Webhookで送信されるデータ
Webhookの呼び出しは、以下のようにHTTP/1.1で行われます。
POST {URLに含まれるパス} HTTP/1.1 Host: {URLのホストパート} Content-Type: application/json; charset=utf-8 {
"appId":"業務アプリID",
"recordId":文書番号となる32ビット符号付整数値, "recordStatus": "更新後の文書のステータスコード", "event": "CREATE" or "UPDATE" or "DELETE",
"regAccount":{
"loginId":"操作したユーザID",
"name":"操作したユーザの名前",
"type":操作したユーザの種類
},
"updAccount":{
"loginId":"操作したユーザID",
"name":"操作したユーザの名前",
"type":操作したユーザの種類
}, "contentUrl": "文書URL", "regDate": "登録日時(UTC)", "updDate": "更新日時(UTC)", "sessionOwner":{
"loginId":"操作した店舗ID",
"name":"操作した店舗の名前",
"type":操作した店舗の種類
}, "sessionSubOwner":{
"loginId":"スタッフ機能を利用している場合のスタッフID",
"name":"スタッフの名前",
"type":スタッフの種類
},
"data":{
"10001": "部品の値のCSVと同じ文字列表現",
"10002": ...
},
"token": "リクエストの発行元を検証するためのトークン"
}
Webhookで発行されたtokenの検証
セッション操作APIで、Webhookを生成した発行元が正しい業務アプリであるか確認することができます。
- 呼び出しURL
https://your-domain/h2/STRSessionManipurator.do
ドメイン名の部分はご利用の本サービスドメイン名を指定してください。
- リクエスト
パラメータ名 | 意味 | 必須 | 制約 |
func | 動作モード | ○ |
validateWebhookTokenを指定します。
|
key | WebAPIキー | ○ | セッション操作APIが利用可能なWebAPIキーを指定します。 |
token | トークン | ○ |
Webhookで発行されたTokenを指定します。
|
Webhookを設定してみよう
- 業務の管理権限及びシステムの管理権限が必要となります
- 注意 : 事前にWebhook通知を受けるエンドポイント、プログラムをご準備ください
- 関係の無いURLを登録すると、文書情報が漏れる可能性がございます。
-
[ 業務の管理 ] > [ 業務アプリの設定 ] > 任意の業務アプリの[ 編集 ] を開く
-
[ 開発者向け機能 ] > [ Webhookの設定 ] > [ Webhookを追加 ]ボタンを押下
-
[ ペイロードURL ] を設定する
項目 説明 ペイロードURL 外部アプリケーションへ通知するURLを設定する -
[ 保存する ]ボタンを 押下し、設定を保存する
メモ
- Webhookは複数登録することが可能です
- ペイロードURLはhttp://もしくはhttps://で始まるものを入力してください
- ペイロードURLにBASIC認証のユーザID/パスワードを設定することが可能です。
https://UserID:PassWord@your-webhook-host.your-company.com/receive-hook
※通信経路を暗号化させるため、必ずHTTPSで登録してください
以上で、Webhookの設定は完了です。
Webhookで通知してみよう
- Webhookを設定した業務アプリで実施してください
文書を登録する
全ての業務アプリで文書登録時にWebhook通知が送られます。
文書を更新する
業務アプリ雛形「クレーム管理」を元に作成した業務アプリで、文書更新時にWebhook通知が送られます。
文書のステータスを変更する
全ての業務アプリで文書のステータス変更時にWebhook通知が送られます。
- 例として、業務アプリ雛形「レポート登録」を元にした業務アプリでは下記の様な動作を行います。
操作 更新前のステータス 更新後のステータス Webhook通知 一時保存する 一時保存 一時保存 無し 登録する 一時保存 店長承認待ち 有り 登録する 一時保存 確認中(受付) 有り 承認する 店長承認待ち 確認中(受付) 有り 店舗に返す 確認中(受付) 一時保存(要確認) 有り 確認済み 確認中(受付) 確認済み 有り 確認中に戻す 確認済 確認中(受付) 有り
文書を削除する
全ての業務アプリで文書更新時にWebhook通知が送られます。
Webhookの履歴を確認しよう
- システムの管理権限が必要となります(業務の管理権限)
-
[ システムの管理 ] > [ 連携アプリの設定 ] > [ Webhookの履歴 ] を開く
下記の情報を、Webhookの履歴画面から確認することができます。
- Webhook通知された時間
- 更新があった業務アプリ
- Webbhook通知のステータスコード
- Webhook通知されたペイロードURL
また、右端にある"</>"を押下すると、HTTP request/response情報が確認できます。