2022年5月25日リリース予定
「利用者の設定」に含まれないユーザーやグループが設定できる不具合を修正しました。
業務アプリの申請や作成・登録を行う際、「確認ユーザー」や「処理ユーザー」などに「利用者の設定」で指定したユーザー・グループが含まれていれば、設定の対象ではないユーザー・グループも設定できる不具合を修正しました。
対象の業務アプリは以下のとおりです。それぞれの「利用者の設定」上の項目と「対象の部品」については「業務アプリごとの対象となる設定と部品」を確認してください。
- 申請業務
- 事例共有
- クレーム管理
- 店舗お知らせ発信
- スタッフ申請業務
- スタッフレポート
- レポート登録
注意事項
- 従来は設定できたユーザー・グループが「確認ユーザー」や「処理ユーザー」に設定できなくなる場合があります。
- 既に設定済みの「確認ユーザー」や「処理ユーザー」が削除されることはありません。ただし、文書の更新時には対象外のユーザー・グループは設定できなくなります。
- 対象外のユーザー・グループが含まれている場合は文書の登録・更新時にエラーとなります。利用者の設定に含まれない本部ユーザー・グループは指定しないよう変更してください。
不具合の例
「利用者の設定」と「グループと所属ユーザー」が次のようになっていたとします。
図.業務アプリの「利用者の設定」の例
表.グループと所属ユーザーの例
グループ | 所属ユーザー |
商品企画部 | Aさん、Bさん |
営業部 | Cさん、Dさん |
開発部 | Aさん、Eさん (Aさんは兼務) |
このような場合、「確認ユーザー」や「処理ユーザー」に「商品企画部」や「Aさん・Bさん」が設定されていれば、「営業部」や「Cさん・Dさん」を併せて設定することができていました。
また、「開発部」のように確認や処理を行うことができるユーザー(Aさん)が所属しているグループを設定することができていました。
図.対象外のユーザー・グループが設定できてしまう
これを「確認ユーザー」や「処理ユーザー」に設定できるのは、「利用者の設定」で指定した「商品企画部」が、商品企画部に所属する「Aさん・Bさん」のみとし、他のグループや所属ユーザーは設定できないように修正しました。
対象外のユーザー・グループが含まれている場合は文書の登録・更新時にエラーとなります。利用者の設定に含まれない本部ユーザー・グループは指定しないよう変更してください。
図.対象外のユーザー・グループが含まれる場合はエラーメッセージを表示する
業務アプリごとの対象となる設定と部品
業務アプリ雛形名 | 「利用者の設定」の項目 | 対象となる部品(部品ID) |
申請業務 | 申請を確認するユーザー | 申請の確認ユーザー(9001) |
申請を処理するユーザー | 申請の処理ユーザー(9002) | |
事例共有 | 報告を確認するユーザー | レポートの確認ユーザー(9001) |
クレーム管理 | 担当部門のユーザー | 本部担当者(9001) |
店舗お知らせ発信 | 情報を確認する本部ユーザー | 情報の確認ユーザー(9001) |
情報を公開する本部ユーザー | 情報の公開ユーザー(9002) | |
スタッフ申請業務 | 申請を確認するユーザー | 申請の確認ユーザー(9001) |
申請を処理するユーザー | 申請の処理ユーザー(9002) | |
スタッフレポート | レポートを確認するユーザー | レポートの確認ユーザー(9001) |
レポート登録 | レポートを確認するユーザー | レポートの確認ユーザー(9001) |