お知らせWebhookを利用し、お知らせの登録・更新・削除時に通知を受け取り、条件判定をおこなってTeamsに通知する方法をご紹介します。
画面は環境などにより異なる可能性がありますのでご了承ください。
ステップ
- Power Automateのフローを作成する
- Shopらんお知らせのWebhookを設定する
- お知らせを登録して通知を試す
Power Automateのフローを作成する
今回は次のようなPower Automateのフローを作成します。
インスタントクラウドのフローを作成する
- Power Automateを開き作成からインスタントクラウドフローを作成します。
- フローに名前を設定します。
- スクロールして、「HTTP 要求の受信時」を選択して作成します。
HTTP要求の受信時を設定します
- 詳細オプションを表示します
- 「method」にPOSTを設定。「relativePath」はなんでもいいのですが「/api/v1/notice」と設定しておきます。
ポイント
保存するとURLが生成されます。このURLをお知らせWebhookのペイロードURLに設定します。
呼び出しパラメータを解析する
- 「新しいステップ」を選び、「JSONの解析」操作を選択します。
- ここでお知らせWebhookの情報を使いやすいように設定します。
- コンテンツに「本文」を設定し、「スキーマ」に以下の情報をセットしてください。
例)ペイロードバージョンv1の場合。※最新のスキーマはガイドをご確認ください。{ "type": "object", "properties": { "noticeId": { "type": "integer" }, "dispId": { "type": "integer" }, "event": { "type": "string" }, "title": { "type": "string" }, "priority": { "type": "integer" }, "openDate": { "type": "string" }, "targetStaff": { "type": "integer" }, "replyType": { "type": "integer" }, "templateId": { "type": "integer" }, "tempalteName": { "type": "string" }, "Text": { "type": "string" } } }
条件を設定する
- 「新しいステップ」を選び、「条件」操作を選択します。
- 試しに重要度が重要(4)以上の場合に通知するように設定します。
- 条件に合致する場合に通知をするようアクションの追加をします。
Teamsへの通知をする
- Teamsの「チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する」アクションを選択します。
- 通知先と内容を設定します。
通知内容は直接文章を記載することもできますし、JSON解析で登録したお知らせのコンテンツを挿入することもできます。
Webhookの応答を返す
- 「新しいステップ」を選び、最後に「応答」操作を選択します。
- ShopらんのWebhookに返す値を設定します。
- フローを保存してください。
Shopらんお知らせのWebhookを設定する
システムの管理 > 連携アプリの設定 > Webhookの設定画面を開き、「イベント」にお知らせを選択し「HTTP要求の受信時」のURLをペイロードURLに設定してください。
これだけです!
お知らせを登録して通知を試す
重要度が緊急か重要のお知らせを登録もしくは更新してください。
設定したTeamsに通知されるはずです。
条件を自由に変更し、必要なお知らせのみ通知されるよう設定してみてください。
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